2023年11月11日、ジャカルタ歩く会は西ジャワ州チマンギスで第197回チマンギスリバーサイドウォークを開催した。
このコースは年々宅地化が進み、毎年実施の際に、「今年の開催が最後かも」と憂慮しているが、2023年も開催できたことを嬉しく思う。昨年度コースをベースに、ロング、ミドルとも若干のコース変更を行った上、62名の皆さんとウォークを楽しんだ。
宅地化が進むスタート地点からほんの数分歩くとすぐにシンコン畑に入り、そのまま歩を進めると、まだまだ手付かずの自然を感じることができた。ジャカルタからわずか10kmしか離れていないのに、ここにはまだこれほどの自然が残っているのかと毎回驚かされる。
40分ほど歩き、自然を活かしたマウンテンバイクのコース付近で休憩後、村の中を抜けていく。最近になってようやく雨季らしいまとまった雨が降ったせいか、靴底には粘土質の赤褐色の土がべっとりとついていた。
ウォークも終盤にかかり、ロングは大きな池を周回後、見晴らしのよいショウガ畑を通り抜け、スタート地点に戻った。ミドルは希望者のみ大きな池を周回し、スタート地点に戻った。ロング、ミドルとも大きなトラブルもなく、予定よりも早くウォークを完了することができた。
着実に宅地開発が進んでいるが、来年もこのコースでウォークできることを願っている。
