2月10日(土)連休中にもかかわらず総勢150名（うち子ども34名)の参加者が集まり、マングローブ・リゾートTaman Wisata Alam Angke Kapuk で第200回ジャカルタ歩く会を開催した。ジャカルタの2月は雨季の真っ只中で天気を心配していたが、天気に恵まれて雨が降らず曇天で涼しいウォークを楽しんだ。
7時過ぎにスタートし、ミドルコースとショートコースに分かれて出発し、マングローブ林の中で竹と木材を組み合わせて作られた遊歩道に沿って歩いた。園内ではミズオオトカゲ、ミズヘビ、鳥、猿などの野生動物が姿を現し、参加者で声を掛け合いながら観察したり、写真や動画を撮ったりして歩を進めた。
今回は記念すべき第200回のウォークで記念植樹を実施した。公園スタッフの指導のもと、子どもたちがマングローブ苗の植樹を体験し自分が植えた苗に名前を書いたタグを付けた。親御さんが見守りながら写真を撮っていた。親子で微笑ましい様子が見られた。更に公園の奥に進み、ジョコ大統領が植樹した場所の近くに歩く会の記念看板を立てた。
ウォーキングの途中に満潮で駐車場が冠水しているというハプニングがあったが、公園の管理人から連絡を受け、参加者に周知し素早く車を移動させたおかげで、幸いなことに参加者に被害を受けた方がいなかったが、自分で運転する参加者が駐車場に戻りそのまま帰宅させる方が数名見られた。
約2時間のウォーキングのあと、園内で自由解散をした。電気バイクをレンタルしゆっくり園内を散策するグループ、ボートに乗ってもっとマングローブを楽しむグループ、午後の予定へ足早に向かうグループもあり、充実した朝を過ごしているようだった。
2年前に開催した時に比べて竹材の遊歩道の老朽化が進んでコース自体が短くなったため、来年以降歩く会として本施設で実施することが難しいと感じているが、ジャカルタ市内で平坦なコースという利点、個人で訪れる分には十二分に楽しめるコースだと思っている。
