ジャカルタ近郊に残るインドネシアの美しい自然を楽しむジャカルタ歩く会(JWC)は13日、西ジャワ州のサラック山登山となる163回目のウォークを行った。
今回は、本格的な登山にもかかわらず、約60名と予想を上回る参加者が集まった。
早朝、良く晴れた涼しい山麓から3名のガイドと共に出発。5分程の距離にある滝で集合写真を取り、早速本格的な登山道へ。
前日まで雨が降らなかったようで、乾いて歩きやすい道を、参加者は猿の歓迎の鳴き声を聞きながら進んだ。3回目の休憩ポイントを過ぎると突然視界が開け、硫黄臭のする活火山エリアに入った。白濁した温かい川に感動し、目的地への期待が膨んだ。更に進むと湧き上がる温泉地「女王の噴火口」に到着、水蒸気噴出の勢いがすごく、一面硫黄臭で包まれた地獄谷であった。
3時間の登りの苦労を忘れるような素敵な景色を見ながら昼食を取り、記念撮影後に下山。今回は、健脚な参加者が多く集まったため予想以上に早く下山でき、無事解散となった。