Jakarta歩く会のブログ

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第182回グデ山登山感想文

ジャカルタ近郊に残るインドネシアの美しい自然を楽しむジャカルタ歩く会(JWC)は8月13日、182回目の西ジャワ州にあるグデ山登山を実施した。

コロナ禍もあり過去数年間実施されていなかったが、今回は本格的な登山となる上級者向けの山頂コース(ロング、約21㎞)、中級者向けの温泉滝コース(ミドル、約12㎞)、初心者及び家族向けの3本滝コース(ショート、約8㎞)と3コースを設定し、帰省シーズンにもかかわらず95名とかなり予想を上回る参加者が集まった。

早朝、良く晴れた涼しい麓から6時にロング及びミドルコースが駐車場から出発、その後7時にショートコースが出発するという変則的なスタート時間とした。各コースはガイド(ポーター含む)を伴って、登山口を越えたところから、早速本格的な登山道へ。

そこからは、前日も雨だったようで、濡れて滑りやすかったが心地よい石畳の登山道を進んだ。

 

1.ロングは只々ひたすらに山頂を目指し、石畳後の急勾配の登山道を進んでいった。やがて硫黄の匂いが漂いだし、視界が急に開けた場所に到達した。そこは山頂直下の噴火口を見下ろせる高台で、そこまで来ると最終目的地の“山頂(2958m)“まではもう目と鼻の先となった。そこから山頂までは、眼下左手に噴火口、右手にはアルンアルンを見下ろし、途中途中にはエデルワイスが出迎えてくれる最終登山道となる。生憎霧が濃くなりだしたが山頂記念碑で写真を撮り、少し休憩したのち下山となった。下山途中からは雨が降り出し、途中かなり本降りとなったが、無事に出発地の駐車場まで全員(2名)が午後1時頃到着した。

集合写真(ロングコース)

 

2.ミドルはロングと同じ道のりをたどり、標高約2,000メートルの温泉滝まで登った。温泉滝では文字通り熱いお湯がほとばしる天然サウナのような流れを渡り、皆滑る足元に注意しながら思い思いにカメラのシャッターを切っていた。温泉滝の少し先で休憩し、各自軽食を取ったり足湯を楽しんだり思い思いに過ごしたのち記念撮影を経て下山。あいにく下山開始直後からゴールまで一貫して雨に降られ、また途中膝の不調で遅れる人も出たが、何とか全員無事に下山することができた。

集合写真(ミドルコース)

 

3.ショートは3本滝を目的地として歩いた。

基本石畳の道とコンクリの橋を歩くコース。

家族連れがほとんどという構成。目的地の3本滝で食べる弁当をポーターに預け、身軽な格好で歩けた。

行程上の売店も適宜あり、飲食物の補給環境は良かった。

あまり激しい勾配もなく、子供たちも元気に駆けていた。

3本滝はここ数日の降雨のおかげもあり、豊富な水量で迫力のある景色を提供してくれた。売店・トイレも充実しており良い環境であった。

集合写真(ショートコース)

 

途中の降雨や子供を含む家族連れも多かったため、けがや急な体調不良を心配したが、無事全員が下山でき自然解散で各々帰路に就いた。