Jakarta歩く会のブログ

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第106回 ボゴール植物園ウォークの感想

ボゴール植物園散策

入口近くの池のほとりに集合して間もなく
100匹を超すオオコウモリの群れが
参加者全員を祝福するように大空を舞っていた。
羽を伸ばすと1m位のオオコウモリの乱舞は
なかなかお目にかかれない貴重な体験でした。


参加者は起伏の少ない植物園コースと
ジャカルタ新聞の数回にわたるPR効果で、
新しい参加者も含め75名となり、
小さい子供さん連れの家族も目立ちました。


コースとしては池のほとりからスタートし
『大王竹』林から『ヤシ』林を抜けて
『ソーセージの木』を見ながらラッフル夫人の記念碑、
そして板根の張り出した大木で記念撮影をしました。
参加者は会員スタッフからの樹木の説明に熱心に
耳を傾けておりました。


板根が隆起した『カポック』の大木群に皆さんは圧倒され、
途中、羽子板の羽の様な『フタバガキ』の大きな実で
子供さんたちがヘリコプター遊びを楽しみました。


また、のどが渇いた旅人が茎から水分を補給するという
『旅人の木』や『デンファレ』蘭の群生、
星の王子様に出てくるアフリカ産『ブアブアの木』には興味津々でした。
樹木はずんぐりむっくりですが、
実が丁度ネズミのしっぽをぶら下げたような格好のため、
インドネシア語で『ポホンティックスマティ』と不思議な名前がついていました。


蘭園では色とりどりの『胡蝶蘭』にうっとりし、
食虫植物の『ウツボカズラ』を覗き込み、歴代植物園長の中に
日本人が一名いたことに歴史の流れを感ずることが出来ました。
また、メキシコ植物地区では多種の大きな『サボテン』群と
大きな木からぶら下がった『ローソクの木』等を眺めました。
ジャカルタの都会では味わえない大自然に参加者全員満足したようでした。
昼食はアンティック備品と落ち着いたローカルレストランで食事を堪能しました。


                              小島 清健記