Jakarta歩く会のブログ

ジャカルタ歩く会のブログです。下に行事の写真、会の理念、規約が見られるバナーがあります。行事への参加は、行事名、お名前(わかれば会員番号)、HP番号、メールアドレスをjwcarukukai@gmail.comにお知らせください。参加後のお写真の共有も、お待ちしております。

歩く会 第75回ウォーク報告

12月10日午前8時、歩く会会員50名弱はジャカルタ西部に位置するSerpongはPUSPIPTEK(国立科学技術センター)に集合。一行は敷地内の遊歩道や植物園を歩いた。

約54Haの敷地には、天然肥料、バイオテクノロジーの研究施設や原子力等発電技術研究施設など普段は目にする事のできない専門的な研究施設が多数あり、現役研究所職員による
説明なども交え、従来のウォークとは少々趣向の異なる催しに一同興味津々で参加した。


    新登場 歩く会のフラッグです!!

敷地内から釣り場を通過、牛、家畜からの堆肥生産加工、それを利用して栽培した植木類を観察しながら、黒檀、紫檀、ラワン,果物の苗木を民間に提供しているところを通過。大きな蓮の花が桃色、白に咲き乱れている池を蚊に刺されながらさらに進み、草原地帯を通過すると、インドネシア各地の建物がその州ごとに建てられている公園に出る。大半の建物は破損しているが、棕櫚で覆われた屋根、また鉄木(メルバオ)の木板で覆われた屋根、イリアンの土でできた屋根はかろうじてその姿を残していた。


    ハスの花の池を前にして記念撮影!

その後、同行してくれたBIOTECK 研究所のDr.Hardaning、とDanangさんから現在研究しているパーム、ゴムなどの速成栽培目的など説明して頂く。特にゴムは世界第二の生産国(タイが一番)でその生産を期待されているが農園を作ると自然林を破壊してしまうので一本あたりのゴムの収穫を上げる努力をしていることなど、貴重なお話を聞くことができた。また観葉植物用の肥料開発のサンプルを今回の参加者に記念品として提供して戴いた。

野山や田園地帯、森林に設けられた常のコースとは趣が違ったものの、歩き易く整えられたコースに、珍しい植物や鳥類が多々見られ、随所で参加者の目を楽しませた。暑さ衰える事のないジャカルタ西部でのウォークは3時間弱で無事終了し、近隣のレストランで恒例の食事会となった。参加者一同はウォークで渇いた喉を”主に”ビールなど思い思いの飲み物で潤し、ジャワ島の伝統料理で空腹を満たすと、いつも通りウォークの感想や互いの近況などを披露し、親睦を深めた。