2023年10月14日(土)、いつもとは異なる夕方3時に133名の方が集まり、パンタイ・ムティアラ地域の住宅街内を散策した。平地の舗装された住宅街の道を歩くため、通常より家族連れが多い上に、初参加の方が多いことで一層にぎやかなウォークとなった。
本住宅街は海辺に位置し、防波堤の上から道路の高さと水面を比べると明らかに水面の方が高いという場所でありながら、豪邸の横に私有クルーザーを止めている家がいくつもあるような、ジャカルタ一般住宅地とは様相を異にする。家も大方３階建て以上で、一戸建てには見えない広さの、様々な好みが感じられる外観を眺めながら「すごいねぇ」「ホテルじゃないよねぇ」などと言いながら歩いた。1時間半ほど歩くと海の見える遊歩道に出て、対岸のマングローブを見ながら大きな声で船に向かって叫ぶ子供達の声にふとみんな微笑みを隠せなかった。
本コースはジャカルタ歩く会としては3度目の開催なのだが、そのたびに開発が進んでいくのを目のあたりにしてきた。今回はマングローブの横を海の途中までテトラポット沿いに歩いた道がすべて埋め立てられてしまい、全く異なった景色になってしまったのは発展を感じると共に一抹の寂しさも感じた。夕陽を楽しむ予定であったが、残念ながら雲が厚く日の入りを楽しむことはできなかった。また最後は日の入り後の到着となり、少々暗い道を歩くことになったが、全員無事都会のウォークを楽しんだ。ウォーク後のビールは最高ということで夕食を70人余りで楽しみ、解散となった。
次回11月第2土曜日はスントゥール・エリアでの山歩きを楽しむ予定にしているが、11月第3土・日はジョクジャ・ヘリテージ・ウォークも予定されている。本格的雨季の前に自然を満喫したいものである。
