Jakarta歩く会のブログ

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第192回サラック山ウォーク感想文

ジャカルタ近郊に残るインドネシアの美しい自然を楽しむジャカルタ歩く会(JWC)は10日、西ジャワ州のサラック山登山(Kawah ratu)となる192回目のウォークを行った。

早朝まだ肌寒い山中に参加者が集まり、今回は総勢66名の参加者とウォークを楽しんだ。

登山道ゲートでガイド3名と合流後、5分ほど歩くと現れる滝の前で集合写真を撮り、本格的な登山道に入っていく。登山道は左右ともインドネシアらしい森林で覆われており、木陰の中、緩やかな傾斜を進んでいった。この登山道は、前日の雨量によっては足元に水が流れる箇所があり、大変滑りやすくなる。今回は、比較的水量は少なく感じたが、滑らないよう慎重に歩を進めた。

POSと呼ばれる休憩所で適宜休憩を取りながら目的地であるKawah ratuを目指す。

2時間半ほど登山道を進むと、硫黄のにおいを感じ始め、景色は一変した。視界は一気に開け、赤褐色となった木々が散在している。過去発生した噴火による痕跡かと想像が膨らむ。足元を見れば、白っぽい粘土質な土となっており、非日常感を味わえた。少し先には立ち込める白煙が確認できる。

さらに30分ほど歩を進めると今回の目的地であるKawah ratuに到着した。目の前には至る所から白煙が立ち込め、眼下を見下ろせばボコボコと音を立てている。柵などで覆われているわけでもなく、ギリギリまで近づけるのはここならではの経験だった。

白煙を鑑賞し自然の雄大さを感じながら小一時間ほど各々ランチを取った。集合写真を撮った後、下山に向かう。

集合写真

変わらず足元は滑りやすいため、下山時は特に注意が必要だったが、降雨に見舞われることもなく、予定よりも早く無事に下山した。