Jakarta歩く会のブログ

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第168回チマンギス・リバーサイド・ウォーク開催報告

ジャカルタ近郊の美しい自然を楽しむジャカルタ歩く会(JWC)は12月14日(土)に第168回目のウォークを西ジャワ州チマンギスで開催した。

今回のコースは当会が毎年開催してきた伝統的なコースであるが、近年宅地化が進み、もしかしたら本年が最後のウォークになるかもしれない。

失うには誠に惜しいコースであり、幹事一同、また、このコースでのウォークを毎年楽しみにしている参加者には格別な想いがあった。

 

今回もロングとショートの2コースを用意、体力や家族構成に合わせて参加者がコースを選択した。

朝8時に総勢70名超の参加者が集合、角会長の開催挨拶と担当幹事吉田氏によるコース説明の後、記念撮影をしてウォークを開始した。

先ずは宅地造成中のエリアを抜けると小高い丘の上に出て、緑の絨毯のような広い平地が眼下に飛び込んできた。薄っすらと残る畦(あぜ)の跡から以前は田畑であったことがうかがい知れる。

一列になって背丈ほどに伸びた草むらに分け入り、雨季で増水した川に沿って歩き進むと小さな河岸段丘が見えてきた。

事前に用意しておいたロープを使って幹事が参加者一人ひとりを段丘上に引き上げたが、うまく這い上がれずに泥だらけになる参加者もいて、その都度周囲から歓声が上がり、和気あいあいあとした雰囲気の中で今回コースの一番の難所を通過した。

参加者は蒸し暑さとやぶ蚊の襲撃に多少へきえき気味であったが、段丘上の竹林で小休止をとって元気を取り戻し、その後にシンコンやバナナ、レモングラスの畑を抜けて地元集落まで歩を進めた。

ここでは自生しているカンクーンを摘み採っていたり、ランブータンの収穫に励んでいる村人達に出会えた。彼らはとても親切で、「食べますか」と笑顔を見せて、通りがかった我々に収穫物を分けてくれたりもした。

ちょっとした事ではあるが、地元民との触れ合いもあって貴重な体験ができたと思う。

 

約2時間半かけてウォークを終了した後は同コースの定番「イカン・バカール・カリマンタン」で昼食をとった。

名物のナマズ料理(青竹の中にバナナの葉に包んだナマズを丸々一尾入れて、香辛料をぎっしり詰め込んで蒸し焼きにした料理)に参加者全員が舌鼓を打って楽しんだ。

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集合写真

 次回は2020年1月11日にボゴール南東部のチアウイにおいて、小高い丘、田畑、河辺をめぐるコースを開催する。