ジャカルタ近郊に残るインドネシアの美しい自然を楽しむジャカルタ歩く会（ＪＷＣ）は4月9日、西ジャワ州プンチャックで、190回目のウォークを行った。
今回は20周年の記念ということもあり、金杉大使を始めとする多数の来賓の方に加え、日本から駆けつけたOB（東京支部、大阪支部、東海支部）4名を含む総勢110名が参加。ウォーク開始前に当会創設者の吉田より会の経緯・理念を説明後、金杉大使より祝辞をいただき、次にOBからの祝辞が続き、開始早々20周年の感慨に浸る。
好天にも恵まれ、グデ山を眼前に臨みながら全員でドローンによる記念撮影を行いウォークを開始（ロングコースは8時、ミドルコースは8時15分に出発）。
スタート地点からほどなく国立公園に入り、山間の風景を望みながら茶畑の脇を進み、グヌン・マスの入り口から丘を登る。日差しが強く暑かったが、日陰に入ると涼しく、適宜日陰を見つけては休憩をはさみながら進む。
最初の1時間は登りが続き、参加者にも少し疲れが見えたが、その後は徐々に道も平坦になっていき、だんだん景色を楽しむ余裕が出てくる。
ロングコースとミドルコースの分岐後、ロングコースは丘の上からタマンサファリのパンダ館をのぞみ、その付近で記念撮影。ミドルコースはきれいな山々の景色や花々を楽しみながらゆっくりと歩き、途中からはロングコースに合流。その後は緩やかな下りに転じ、アジサイ畑で折り返し（ただし今年は例年に比べてアジサイは少なかった）、最初の茶畑の道に戻りゴールへ。最後の道では馬に乗って帰る子供の参加者の微笑ましい光景も。
今回は3連休ということもあり、家族連れの参加者が少なく、子供は9名と少なめだったが、元気に走り回る子供たちを見て、一同心が洗われた。老若男女幅広い世代の参加者がそれぞれ思い思いに景色や参加者との会話を楽しんでいる様子が伺え、幹事冥利に尽きるウォークであった。
11時20分ごろに先頭がゴールし、ほどなく恒例のバーベキュー大会が始まる。定番となった山羊の丸焼きに子供たちのスイカ割りといったイベントもあり大いに盛り上がった。
当日参加された秘境の会の伊奈会長からの祝辞、20周年記念誌への広告協賛スポンサーの方々からのスピーチもいただき、感激もひとしお。帰路の一方通行が解除される13時頃から徐々に流れ解散。
途中で体調を崩してリタイヤする人もなく、全員安全に楽しくウォーク、バーべキューを楽しみ、盛会のうちに解散でき、幹事一同ほっと胸をなでおろした。
当日ご参加いただいた来賓、スポンサーの皆様をはじめ、すべての参加者の方に御礼申し上げます。
ジャカルタ歩く会ではウォーク当日の案内や事前のコース下見等を一緒に行ってくれる幹事の方を募集しています。各自の都合に合わせて、広く浅く多様なメンバーで本活動をシェアしていきたいと考えておりますので、ご興味のある方は是非事務局までお声掛けください（連絡先：高岡 jwcarukukai@gmail.com）。
