第157回目となる今年最初のウォーキングは、ジャカルタからわずか10キロ離れた西ジャワ州のチマンギスで、ジャカルタ近郊に残された最後の秘境を歩きました。集合場所である野原は、サッカー場になる建設が始まっていて、歩く会としては、この場所でのウォーキングは最後となると思われます。
5歳程度の幼児から最年長者の85歳まで、総参加約90名の人たちが、1分程度畑の中を歩くと、あたりの景色が忽然（こつぜん）と変わり、もうそこは大自然の中、全くの別天地。
水の綺麗な小さな小川にかかった竹を5、6本縛っただけの長さ６メートルの橋をこわごわ渡ると、1メートルの高さの草薮、赤や黄色、白、色とりどりの野の花が広がりました。その美しさに見とれていると、色鮮やかな大小の色々な種類の蝶々が飛びまわり、空には、様々な鳥たち飛び回り、鳴き声が聞こえました。参加した子供たちの嬉し、楽しそうな声が後ろから聞こえ、しばし時間の経過を忘れてしまいました。
シンコン、ナスビ、サツマイモの畑を抜け、田園地帯の美しさに思わず見とれました。何度も竹の橋を渡るにつれ、小さな子供さんも自分で渡れるようになって、得意そうな顔をしていました。1時間半程度のショートコース、2時間程度のミドルコース、2時間半程度のロングコースと、それぞれの歩く能力に合わせたコース設定がされていて、全員満足して無事に行事を終えました。
昼食は美味しいことで有名なレストランで、カリマンタン料理を食べました。噂通りのおいしさで、量も十分あって、満足の食事会となり、新年にふさわしい充実した半日となりました。
