Jakarta歩く会のブログ

ジャカルタ歩く会のブログです。下に行事の写真、会の理念、規約が見られるバナーがあります。行事への参加は、行事名、お名前(わかれば会員番号)、HP番号、メールアドレスをjwcarukukai@gmail.comにお知らせください。参加後のお写真の共有も、お待ちしております。

第72回歩く会、スントゥール散策

歩く会は15日、西ジャワ州ボゴール県スントゥールで第72回ウォーキングを開催、参加者50人以上が自然の中で楽しんだ。
 涼しい風が吹きつける中、居住者がいないという別名・幽霊屋敷前からグリース山、スントゥール、ジャカルタを望んだ。眼下にはグヌングリスゴルフコース、レインボーゴルフコース。ランブータン、ドリアン、ナンカ、パンの木が生える道を歩くと、山の裾野には村落があり、ヤギや水牛がのんびりとしている。当日は、行き止まり、引き返して正しい道を探す「チェックバック」3カ所があり、全員がゴールできた。
 ウォーキング後の食事会では、約30人がレストラン「MISSRO」でビールや白身の魚、鳥肉などを食べながら感想などを語り合った。
■歩く会にお礼
 ウォーキングの集合場所では、このほど東日本大震災の被災地である宮城県石巻市を訪問した梶原章平さんが被災地の現状を報告した。梶原さんは石巻出身だ。
 歩く会はこれまで、義援金を集めるバザーやウォーキングを開催。石巻市にある介護センター「めだか介護センター」に集まったお金を寄付してきた。
 梶原さんは感謝の印として、赤貝で作られたアクセサリーを参加者一人一人に配布。震災の記憶として、赤貝には「11,3,11(震災発生日)」「石巻」とのサインが記されている。
 一房につき約十個の赤貝を結ぶ赤い糸は、人間の血を表している。震災で命を落とした被災者への哀悼の意が込められている。梶原さんは「被災者のために動いてくれた人への香典返しです」と話した。