第９０回歩く会 ボジョン．コネン 滝を見に行く 4月１３日
いつもなら雨期が明けているこの時期、前日の夕方に降った大雨がコース作りのマークを洗い流していた。幸いにこの日は曇りがち、歩くには暑くなさそうだ。小学校のサッカーコートから村をぬけ少しぬかるむ道を歩くと展望が広がり、山の尾根が広がる。村の林をぬけ棚田の畦道に沿って歩き、小川を注意しながら渡る。
1時間ほど歩いたところで尾根に向かって登り始めるとみんなの息が上がってくる。尾根の中腹からは、シンコン畑、刈り入れ間近の棚田、田植が終わったばかりの棚田など変化に富んだ風景が谷川まで広がっている。尾根を巻くように歩くと少し遠くに豊富な水を落としている滝が見える。
この尾根を下ると滝を背景に棚田が連なっている。ボジョンコネンの村人の暮らす里山で、道は林と棚田が入り組んでいて複雑だ。後半を歩いていた参加者が道を間違えたらしい、少し待って合流する。滝につく頃には、ショートコースの子供連れのグループとも合流できた。
少し歩行に時間がかかり滝の見えるところで少し休憩して引き返す。村に入る手前のサッカーコートで集合写真を撮り、棚田と林を抜けて出発点の小学校へ戻った。歩行時間4時間は、いつもの歩く会からすれば少し長い、登り下りの多いコースとなったがみんな元気に歩きぬいた。
＜中島 保男＞
