Jakarta歩く会のブログ

ジャカルタ歩く会のブログです。下に行事の写真、会の理念、規約が見られるバナーがあります。行事への参加は、行事名、お名前(わかれば会員番号)、HP番号、メールアドレスをjwcarukukai@gmail.comにお知らせください。参加後のお写真の共有も、お待ちしております。

歩く会第85回ウォーク報告

 11月10日午前8時、歩く会会員50名は、高速道路のチアウィを出て、すぐの左のパーキングエリアに集まった。8時半に歩き出す。高速道路の下のチリウン河に架かる橋を渡り村に入る。村は後ろの丘に沿って上へ上へと人家が建っていて、その路地を抜けるとシンコン畑の丘に出た。
 この丘から日本の八ヶ岳の山容に似たサラック山が西に見え、丘の斜面の下は区画された耕地が広がり、その先はボゴールの住宅地が見えた。明るい丘を下り森へ入ると薄暗くて涼しい。眼が慣れると小さな花が道端に群れ咲いていて、置き捨てられた大きな別荘が数軒あった。「つわものどもの夢の跡」のようであった。
 前にまた丘が見える、少しばて気味の友人に「あの丘を登ればもう下りだ」と声をかける。左手にグヌングリスゴルフ場が見えるところからは、しっかりした道になる。チアウィからグヌングリスまで歩いたのだと感慨に浸りながら下り道に入る。
 ゴルフ場との境にドリアン樹、まだ食べごろには少し早い実が枝になっている。そう言えば村の周辺にも沢山のドリアンの樹があったのを思い出す。

 一行は、曇り空で通常よりも暑くないウォークを楽しみながら、グデ・パングランゴ山、サラック山を見渡せる素晴らしい展望地に着く。晴れていれば「もっと素晴らしい景色なのに」と贅沢な思いをめぐらす。歩き始めて2時間半、舗装した道に出て、歩き初めに渡った橋を渡る。橋の上は高速道路を車が走り抜け、その下の川では、少年たちが素っ裸で川に飛び込み遊んでいる。コンクリートの道1枚隔てて時代と時間が違う光景に出くわした。
 無事にゴール。出発地点の駐車した前のレストランでの地元料理とビールは、歩いた後のご褒美。コースを作ってくれた梶原夫妻に感謝、Torima kasih.