Jakarta歩く会のブログ

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グデ登山

6月9日(土)、総勢約80名がグデ登山に挑戦した。山頂制覇12時間の上級コース、温泉滝6時間の中級コース、麓の滝 往復3時間初級者コースの三つに別れ出発。

グデ山はグデパンゴランゴ国立公園の中にあり、樹高50mを超える木やエーデルワイス、野生動物が棲息する広大な美しい自然の原生林は、インドネシアで初めて国立公園として指定された場所である。
ごつごつした石が敷かれた山道をひたすら登りそれぞれが目標をめざす。
山頂組は朝5時15分、まだ薄暗い中を出発。往復12時間を1日でこなすハードなコースに約30名が挑戦。登っている途中で若いインドネシア人登山グループと何度もすれ違い、挨拶を交わしては元気をもらう。心配された雨にも降られず、山の爽やかな空気を満喫。道の両側の草や花に目をやると実に多種多様である。中腹では高温の温泉が豊富な水量で滝になった所を横断、その後、キャンプ場を越えると道は更に険しくなり、参加者を苦しめる。正午ようやく一同は頂上へ。昨年よりも晴れた視界の中、はるか下には雲が見える。それぞれが持ってきたお弁当を食べ、休憩後下山開始。すぐに膝はがくがくになり、朝来た道を、ゴールはまだかまだかと彷徨いながらひたすら歩く。18時過ぎ全員が無事下山を終えたときには、すでに辺りは真っ暗だったが、各々疲労の中にも充実した笑顔でグデ山を後にした。
[山頂

20年以上毎年グデ山登頂を達成している吉田稔氏は、仕事の関係で前日の8日早朝登山開始。参加者の中では最年長だが、今年も13時間かけてなんなく達成した。

温泉滝組40名は7時10分にスタート、50分歩いて、10分の休憩を取りながら10時過ぎ目的地へ。20mに亘り熱い湯が流れる道を、岩を伝って注意しながら渡り切ると、温泉滝組のゴール、原始林に囲まれたKandang Batuが待っていた。15時前には全員が無事に下山を終えた。
[温泉滝]

麓の滝 コース7名は7時20分スタート。事務所のすぐ近くで,黒い尾長ザル3匹が出迎えてくれた。人を恐れる様子も無く、木の葉を食べている様子を10分近く眺めて過ごす。滝は水量が多くて壮観、グデ山の自然の魅力を充分満喫し、一同は 11時半に下山を終えた。
[:滝